血糖値とは?

血糖値とは?高血糖の抱えるリスク

私たちは、毎日の食事から様々な栄養を摂って生きています。そして、私たち日本人はその栄養の中でもご飯やパン、麺類などの炭水化物を主食として食べている人がほとんどです。
ご飯やパンなどの炭水化物を食べると、胃で消化された後、ブドウ糖という物質に変化し腸内に吸収されます。そして、日々活動するための燃料として血液中に送り込まれた後、血液を通って全身の臓器や器官などに運ばれ、脳や筋肉を働かせる大切なエネルギー源になります。

血糖とは、この血液中に含まれるブドウ糖のことで、そのブドウ糖の量が血液中にどの位あるかを示したものを血糖値と言います。
血液中のブドウ糖の量が多いと血糖値は高くなり、ブドウ糖の量が少ないと血糖値は低くなります。血糖値が高いと糖尿病または糖尿病の疑いがあると判断されます。健康診断の結果などで指摘されて気になっている方も多いのではないでしょうか?

血糖値が高いままの状態が続くと糖尿病になる

血糖値は、一日の生活の中でも時間と共に、食事や運動、ストレスなどでたえず変化しています。
血糖値は、食後、ゆるやかに上昇した後、二時間程すると空腹時の血糖値と同じ位にまで下がるのが普通です。この食後に上がった血糖値を下げる働きをしているのが、膵臓から分泌されているインスリンというホルモンです。
インスリンは、血糖値を適正な量に調節する働きがありますが、インスリンの分泌量が少なかったり、上手く働かなかったりすると、行き場がなくなったブドウ糖が血液中に溢れ、血糖値が上昇したまま下がらなくなってしまいます。このような症状を「糖尿病」と言います。
糖尿病は一度かかると完治しにくく、そのまま放置しておくと様々な合併症を引き起こしかねません。
しかし、食生活の改善や運動療法を行うなど早めに生活習慣を見直すことで、血糖値を下げることが可能な場合が多いようです。

高血糖の状態が続くと血管に大きなダメージが・・・

では血糖値が高いと、何故カラダに悪いのでしょうか?
その障害は血管に起こります。メカニズムは次の通りです。

高血糖の状態1

①高血糖の状態が続くと、図のように血液中に溢れたブドウ糖が血管壁にこびりついてしまいます。

高血糖の状態2

②血管壁にこびりついたブドウ糖が血管壁のたんぱく質と結合して化学変化を起こし、活性酸素を発生させてしまいます。

高血糖の状態3

③活性酸素とは私たちのカラダを錆びつかせてしまう危険な物質で、その酸化作用によって血管壁(内皮細胞)が攻撃され、表面がざらざらした状態になり、血管壁にコレステロールが蓄積しやすくなったりし、結果、動脈硬化を招いてしまいます。。

高血糖の状態4

④血管壁に問題が起こると、それを修復しようと白血球や血小板が集まってきますが、かえって動脈硬化を悪化させたり、血管内を狭くしてしまったり、最悪の場合、血管腔を塞いでしまうことになります。(血栓形成⇒心筋梗塞、脳梗塞)



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